ホーチミン市ではAクラスオフィスの賃貸価格が高騰している一方、Bクラスオフィスの賃貸価格は変わらないか、場所によっては価格が低下する所も出てきている。現在、Bクラスオフィスの賃貸価格の平均は約45USD/平米で、2007年末に比べ7%の値上がりしてはいるものの、賃貸契約終了時に短期契約 (最長で2年契約) に切り替えたり、賃貸料の値上がりを嫌って契約更新をしないケースが出てきている。[5月30日 PLTPHCM]
売買価格が落ち始めた後、賃貸価格は落ちてくるのは当然の流れでしょう。確かに、賃貸期間も短くしたほうがリスクは少ないはずですね。
中心街には民家のような建物が何千ドルでレンタルされているようですが、その元凶は仮想?の土地値段にあります。建物自体がぼろぼろで2階建てであっても、ビルのようにした場合や土地を売ったときの価格を想定、逆算し、とてつもない賃貸価格になっているようです。現地ビジネスから収益還元で予想すると、とても採算が取れるような賃貸価格に思えないのは私だけではないでしょう。
さて、これからどうなるかというと、中心街のオフィスは、これから2、3年ぐらいは緩やかに落ちそうですね。5、6年ほど前は今の1/3ぐらいの賃貸料だったと記憶しています。会社の数も増えたのでそこまで落ちないと思いますが、どうでしょう。感覚的には半値ぐらいに落ち着くかと思うのですが。
不動産を見る場合、落ちるのが早いのは、田舎の土地(投機)→リゾート物件→投機物件全般→郊外のマンション→中心街の物件→オフィス賃貸→店舗賃貸→居住用賃貸、といった感じでしょう。もちろんホテルの価格も落ちます。
優良物件が叩き売られることも今後起こってくるでしょうから、そのとき現金がなくてはだめですね。キャッシュフローを生み出す資産への投資は怠りなく!
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